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ゲンゴギジュツ ガニホンノサッカーヲカエル
2007年11月16日発売
定価:792円(税込み)
ISBN 978-4-334-03426-9
光文社新書
判型:新書判ソフト
「言語技術」が日本のサッカーを変える
瞬時に判断し、相手に伝える!「ピッチの外」の革命的トレーニング。
目次
はじめに
1章 「言語技術」に挑戦するJFAアカデミー福島
2章 実践! ことばで鍛えるトレーニング
3章 論理でパスするドイツ・サッカー――なぜいま「言語技術」か(1)
4章 世界との差は、判断力――なぜいま「言語技術」か(2)
5章 監督のことばが、選手を伸ばす
6章 論理プラス非論理――日本流サッカーの夢へ
あとがき
参考文献
関連年表
「そのプレーの意図は?」と訊かれたとき、監督の目を見て答えを探ろうとする日本人。一方、世界の強国では子どもでさえ自分の考えを明確に説明し、クリエイティブなプレーをしている。
日本サッカーに足りないのは自己決定力であり、その基盤となる論理力と言語力なのだ。
本書は、公認指導者ライセンスやエリート養成機関・JFAアカデミー福島のカリキュラムで始まった「ディベート」「言語技術」といった画期的トレーニングの理論とメソッドを紹介する。
著者紹介
著者:田嶋幸三
一九五七年熊本県生まれ。日本サッカー協会(JFA)専務理事。JFAアカデミー福島スクールマスター。七六年浦和南高校主将として全国高校サッカー選手権優勝。筑波大学大学院修士課程体育研究科修了。古河電工に入社し、日本代表フォワードとして活躍。八三?八六年西ドイツのケルン体育大学に留学し、B級コーチライセンスを取得。帰国後、筑波大学、立教大学のサッカー部コーチ、立教大学助教授、筑波大学客員助教授などを経て、二〇〇一年U‐17日本代表監督として世界大会出場を果たす。JFAの各種委員を歴任し、日本代表の強化や若年層の育成に取り組んできた。二〇〇六年から現職。