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新書|詳細

「おふくろの味」幻想

「オフクロノアジ」ゲンソウ
2023年1月18日発売
定価:1,034円(税込み)
ISBN 978-4-334-04647-7
光文社新書
判型:新書判ソフト

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「おふくろの味」幻想誰が郷愁の味を作ったのか湯澤規子/著

なぜその味は男性にとってはノスタルジーになり、女性にとっては恋や喧嘩の導火線となり得るのか。男女だけではない。世代によっても、「おふくろの味」に対する意識には違いがみられる。その多様性ゆえに、企業の広告戦略の中に組み込まれ、メディアがそれを煽動したりもする。こうした「おふくろの味」をめぐる男女の眼差しや世代のすれ違いはどこから来るのか。本書はその理由を、個人の事情や嗜好といういうよりもむしろ、社会や時代との関連から解き明かしていこうというものである。
(「プロローグ――『味』から描かれる世界」より)

目次

プロローグ――「味」から描かれる世界
第一章 「おふくろ」をめぐる三つの謎
第二章 都市がおふくろの味を発見する
            ――味覚を通じた「場所」への愛着
第三章 農村がおふくろの味を再編する
            ――「場所性」をつなぎとめる味という資源
第四章 家族がおふくろの味に囚われる
            ――「幻想家族」の食卓と味の神話
第五章 メディアがおふくろの味を攪乱する
            ――「おふくろの味」という時空
エピローグ――一皿に交錯する「おふくろの味」の現代史

著者紹介

湯澤規子 (ゆざわのりこ)
1974年、大阪府生まれ。法政大学人間環境学部教授。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得満期退学。博士(文学)。専門は歴史地理学、農村社会学、地域経済学。著書に、『胃袋の近代――食と人びとの日常史』(名古屋大学出版会)、『7袋のポテトチップス――食べるを語る、胃袋の戦後史』(晶文社)、『食べものがたりのすすめ――「食」から広がるワークショップ入門』(農山漁村文化協会)ほか、多数。近刊に、『ウンコの教室――環境と社会の未来を考える』(ちくまプリマ―新書)がある。

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