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ホーム > 光文社新書 > アートとフェミニズムは誰のもの?

新書|詳細

アートとフェミニズムは誰のもの?

アートトフェミニズムハダレノモノ?
2023年8月18日発売
定価:1,078円(税込み)
ISBN 978-4-334-10014-8
光文社新書
判型:新書判ソフト

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アートとフェミニズムは誰のもの?村上由鶴/著

 アートとフェミニズムは少なくない人びとから、よく見えていないのです。「よく見えていない」とは、見ていて良い気がしない、というのもありますが、どちらかと言うと、そこにあることはわかっているのだけど、見通しが悪くてその実態がよく見えないということです。いわば、アートとフェミニズムは、(中略)入門したくてもしにくい「みんなのものではないもの」なのです。    (「はじめに」より)
もともと、「みんなのもの」になろうとするエネルギーを持っているアートとフェミニズム。現代社会では両者に対する理解の断絶が進んでいる。この状況に風穴を開けるには――。美学研究者による新しい試み。

目次

第1章 アートがわからない
第2章 フェミニズムもわからない
第3章 アートをフェミニズムで読み解く
第4章 フェミニズムをアートで実践する
終 章 アートとフェミニズムをみんなのものに

著者紹介

村上由鶴(むらかみゆづ)
1991年、埼玉県出身。日本大学藝術学部写真学科助手を経て東京工業大学環境・社会理工学院 社会・人間科学コース博士後期課程在籍。日本写真芸術専門学校非常勤講師。公益財団法人東京都人権啓発センター非常勤専門員。共著に『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(フィルムアート社)。POPEYE Web「おとといまでのわたしのための写真論」、The Fashion Post「きょうのイメージ文化論」、幻冬舎plus「現代アートは本当にわからないのか?」を連載中。写真やアート、ファッションイメージに関する執筆や展覧会の企画を行う。専門は写真の美学。

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