ホーム > 光文社新書 > 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い
「クイニゲサレテモバイトハヤトウナ」ナンテオオマチガイ
2008年2月15日発売
定価:770円(税込み)
ISBN 978-4-334-03437-5
光文社新書
判型:新書判ソフト
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い禁じられた数字<下>
数字に騙されない、「考える力」を身につける
さおだけ完結編
数字に騙されない。常識に惑わされない。
この本の目的は2つあります。ひとつ目は、数字が苦手な方が、「数字の裏側」を読めるようになること。数字は人を騙す凶器です。数字のウソを学ぶことで、数字に騙されない“考える力”を鍛えます。2つ目の目的は、「会計がわかればビジネスもわかる」といった会計に対する誤解を解くこと。ビジネスに「会計が必須の教養」であることが常識となりつつありますが、会計とビジネスでは世界が180度異なります。会計の限界を知らずに使っている人が、ビジネスに混乱を巻き起こしています。
そこでこの本では、ふだん語られない“会計の本質”に光を当てます。
なお、上巻を読まずに、下巻から読みはじめても大丈夫です。
目次
はじめに 宝くじは有楽町で買うべきか否か
第1章 数字の達人は、特になにもしない――数字のウソ
第2章 天才CFOよりグラビアアイドルに学べ――計画信仰
第3章 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い
――効率化の失敗
第4章 ビジネスは二者択一ではない――妙手を打て
終章 会計は世界の1/2しか語れない――会計は科学
あとがき
索引
著者紹介
山田真哉(やまだしんや)
1976年兵庫県神戸市生まれ。大阪大学文学部史学科卒業。公認会計士山田真哉事務所所長。代表作『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』はミリオンセラーを達成し、会計本としての金字塔を打ち立てた。会計ミステリー小説『女子大生会計士の事件簿』もシリーズ100万部を突破し、そのキャラクターは他の作品にもたびたび登場している。著作の特徴であるたとえ話の多用や、主張した直後に自ら反論を加える論法は、中国の思想家・韓非子から学んだものである。また、弱いが囲碁を愛好し、構想力を高めるのに役立てている。公式サイト「山田真哉工房」。