センリャクジンジノビジョン
2012年5月17日発売
定価:836円(税込み)
ISBN 978-4-334-03683-6
光文社新書
判型:新書判ソフト
戦略人事のビジョン制度で縛るな、ストーリーを語れ
人事」という言葉から、ネガティブなイメージを抱く人も多いのではないだろうか。それは、多くの日本企業が「過去」を見る「継続性のマネジメント」に縛られ、人事がその先頭に立っているからだ。いま求められるのは、「現在」を見る「戦略性のマネジメント」である。長年、人事部門を歩んできた「人事のプロ」と組織行動研究の第一人者が、会社が「勝つ」ために必要な考え方を経営の観点から綴った、稀有な一冊。
目次
まえがき
第 一 章 人事は何のためにあるのか
第 二 章 組織の力を最大限に高める
第 三 章 改革の旗を振る
第 四 章 リーダーを育てる
第 五 章 「強くて、よい会社」を人事がつくる
あとがき
著者紹介
八木洋介(やぎようすけ)
一九五五年京都府生まれ。住生活(LIXIL)グループ執行役副社長。京都大学卒業。一九八〇~九八年、NKKで人事などを歴任。一九九九~二〇一二年、GE Medical Systems Asia、GE Money Asia、日本GEでHRリーダーなどを務める。二〇一二年四月より現職。
金井壽宏(かないとしひろ)
一九五四年兵庫県生まれ。神戸大学大学院経営学研究科教授。MIT経営大学院博士課程修了。リーダーシップやキャリア、モチベーションなど、人の発達や心理的側面に注目し研究を行っている。著書に『仕事で「一皮むける」』、共著に『リーダーシップの旅』(以上、光文社新書)など多数。