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新書|詳細

本物の教育

ホンモノノキョウイク
2016年5月19日発売
定価:814円(税込み)
ISBN 978-4-334-03923-3
光文社新書
判型:新書判ソフト

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本物の教育偏差値30からの京大現役合格林純次/著 阪本凌也/著

阪本君は被災者の方々と話をするとき、常に低姿勢で聞き、その内容を一つ一つ丁寧に受け止めようと心掛けていました。傷ついていらっしゃる方々への礼儀だというだけではありません。知らなければいけないのだ、という使命感に似た感覚をもっているのだろうと思います。(中略)
私自身が個人として大切にしている方々に、自分が全霊を賭して導いてきた生徒を引き合わせる。そして、その両名が短時間でも共感してくれる。このことは望外の幸せでした。もしかしたら、こういう行為の積み重ねによって人が人とつながっていくことこそが理想形であり、大きな意味を持つことなのかもしれない、と感じました。(本文より)

目次

第一章 散々な結果の中学入試  阪本凌也
第二章 問題だらけの中学時代  阪本凌也
第三章 高校の国語担当として阪本君と出会う  林純次
第四章 高校2年 受験勉強より先にやるべきこと  林純次
第五章 高校3年 受験勉強の指導  林純次
第六章 なぜ阪本君が京大に合格できると思ったのか?  林純次
第七章 受験勉強以外の“学び”  林純次
第八章 京都大学入学後  林純次

著者紹介

林純次(はやしじゅんじ)
1975年埼玉県生まれ。京都大学大学院教育学研究科修了。大学卒業後、大手新聞社に入社。事件・事故、医療、政治、教育、高校野球などを担当。フリージャーナリストを経て2003年に教育者に転身。2012年度読売教育賞優秀賞(国語教育部門)を受賞。初の著書『残念な教員』(光文社新書)はベストセラーに。関西の中高一貫校の現役教師。
阪本凌也(さかもとりょうや)
1995年大阪生まれ。2010年に高校にて共著者である林と出会い、大きく影響される。13年京都大学理学部に入学。現在四年生。物理学専攻でプラズマに関心がある。

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