シリョクヲウシナワナイイキカタ
2016年12月15日発売
定価:880円(税込み)
ISBN 978-4-334-03959-2
光文社新書
判型:新書判ソフト
視力を失わない生き方日本の眼科医療は間違いだらけ
海外で修業を積み、数々の治療法を開発。海外の眼科学会で最高賞を20回受賞している眼科界のゴッドハンドが語る、日本の眼科の真実。眼に関する日本の非常識、時代遅れを斬る! 併せて最善の治療法を解説。
大学病院、総合病院は練習病院と心得よ/目医者と眼科外科医はまったく違う/白内障も緑内障も真に優秀な眼科外科医なら治せる/「手術はもっと後で」「薬で様子をみましょう」にだまされてはいけない/欧米では眼科外科医は医師の超エリート/世界で否定された治療法や薬で失明させる日本の眼科/眼の寿命は65~70年、メンテナンスが大切/レーシックの真実/眼球体操は危険/眼は水で洗うな/網膜剝離はこうして治す/加齢黄斑変性・糖尿病性網膜症から眼を守るには/死ぬまで「よく見る」生活術…etc.
目次
はじめに
プロローグ 当院に駆け込んできた、いくつかのケースから
エピソード1 子どもの例
エピソード2 高齢者が必ずかかる白内障
エピソード3 スポーツ選手(ボクサー)の例
第1部 私が見てきた、日本の眼科医療
第2部 間違いだらけの眼科選び――「日本の眼科の大間違い」を斬る!
(1)大病院・眼科・医者に関する大間違い
(2)眼・視力・老眼をめぐる大間違い
(3)メガネ・コンタクトをめぐる大間違い
(4)白内障をめぐる大間違い
(5)緑内障をめぐる大間違い
(6)網膜剝離をめぐる大間違い
(7)加齢黄斑変性をめぐる大間違い
(8)糖尿病性網膜症をめぐる大間違い
(9)生活習慣に関する大間違い
第3部 死ぬまで「よく見る」生活術
(1)日常生活でどんなことに気をつけたらよいのか?
(2)医者選びを間違えない
第4部 眼科医にこそできること――糖尿病性網膜症の治療から
おわりに
手術の料金表(深作眼科の例)
著者紹介
深作秀春(ふかさくひではる)
1953年神奈川県生まれ。運輸省立航空大学校を経て、国立滋賀医科大学卒業。横浜市立大学附属病院、昭和大学藤が丘病院などを経て、1988年深作眼科を開院。眼科専門医。アメリカやドイツなどで研鑽を積み、世界的に著名な眼科外科医に。白内障や緑内障などの近代的手術法を開発。アメリカ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)にて常任理事、眼科殿堂選考委員、学術賞審査委員、学会誌編集委員などを歴任。ASCRS最高賞を20回受賞。院長を務める深作眼科は日本最大級の眼科として知られ、スーパードクターとしてこれまで15万件の手術を経験している。画家でもあり絵画個展を多数開催。多摩美術大学大学院修了。日本美術家連盟会員。著書に『やってはいけない目の治療』(角川書店)、『眼脳芸術論』(生活の友社)など。