シゴトエラビノアートトサイエンス
2019年3月14日発売
定価:858円(税込み)
ISBN 978-4-334-04403-9
光文社新書
判型:新書判ソフト
仕事選びのアートとサイエンス不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』
本書の基本メッセージ
・仕事選びを予定調和させることはできない。
・自分をオープンに保ち、いろいろなことを試し、しっくりくるものに落ち着くしかない。
本書において、私はさまざまなキャリア研究、あるいは自然科学や人文科学分野における知見を用いて、「幸福になるための仕事選び」というテーマについて考察しています。読者の皆様には、筆者がこの結論に至った思考のプロセスを同様に逍遥していただきながら、「自分の仕事選びを考える」ための切り口や知識を身につけていただくことが、本書の最大の目的ということになります。 (「まえがき」より)
目次
第一章 転職はなすべきか? なさざるべきか?
第二章 従来のキャリア戦略の問題
第三章 「いい偶然」を呼び込むには?
第四章 「攻め」の転職と「逃げ」の転職
第五章 天職後の心の変化への対応
著者紹介
山口周(やまぐちしゅう)
1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、コーン・フェリーに参画。現在、同社のシニア・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。著書に『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『劣化するオッサン社会の処方箋』(以上、光文社新書)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。