ゴッホハホシゾラニナニヲミタカ
2024年11月20日発売
定価:1,166円(税込み)
ISBN 978-4-334-10475-7
光文社新書
判型:新書判ソフト
ゴッホは星空に何を見たか
オランダ生まれのフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。フランスのポール・ゴーギャンやポール・セザンヌらとともに、ポスト印象派を代表する画家である。ゴッホといえば、《ひまわり》や《自画像》などが有名だ。しかし、他にも顕著な特徴を持つ作品を彼の絵に見出すことができる。それは、《星月夜》《夜のカフェテラス》《ローヌ川の星月夜》などに代表される星空が描かれた絵である。
ゴッホは星空に何を見たのか?
ゴッホはどんな星空が好きだったのか?
本書では、天文学者が「ゴッホは星空に何を見たのか」に着目し、ゴッホの絵に隠された謎を多角的に検証し、その奥深さに迫る。
目次
第1章 夜のカフェテラス
第2章 ローヌ川の星月夜
第3章 星月夜
第4章 糸杉と星の見える道
第5章 ウジェーヌ・ボックの肖像
第6章 ゴッホが見た夜空と星の色