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オチャセキノボウケン
2007年5月10日発売
定価:628円(税込み)
ISBN 978-4-334-78476-8
知恵の森文庫・未来ライブラリー
判型:文庫判ソフト
お茶席の冒険
お茶って、お茶って、
そういうものだったんですかぁ?
壇 ふみ(「解説」より)
「自分の中の奥底にある何かが微妙に振れた、そんな不思議に心地よい感覚。……たぶんそれがおもしろくて、私はお茶を続けているのだと思う」(「はじめに」より)。静寂の中、湯の沸く釜の音に耳を傾け、季節の花を愛で、茶をいただき、そして、自分もまた点てる。お茶の教室は未知の世界への扉。その扉の向こうをちょっと覗いてみませんか? 解説:壇 ふみ
目次
はじめに
春
夏
秋
冬
あとがき
文庫版あとがきにかえて――あれから十年
解説――お茶席の真剣 壇ふみ
著者紹介
著者:有吉玉青
1963年、東京都生まれ。'90年に母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞受賞。その後、渡米し、ニューヨーク大学大学院演劇学科修了。著書に小説『黄色いリボン』『ねむい幸福』『キャベツの新生活』『車掌さんの恋』『月とシャンパン』『ティッシュペーパー・ボーイ』、エッセイ『雛を包む』『世界は単純なものに違いない』などがある。