アカキユメミシ
2021年7月28日発売
定価:1,925円(税込み)
ISBN 978-4-334-91417-2
フィクション、文芸
判型:四六判ソフト
紅きゆめみし
天和二年(1683年)師走、八百屋の娘・お七の放火によって、江戸は多くの人と建物を失っていた。それから年も明け、吉原一の遊女・紅花太夫は、海運稲荷の境内で奇妙な子守唄を唄う幼い娘「七」を見かけるも、目を離したすきに姿を消してしまう。一方、市村座の人気女形・萩島清之助は、芝居中に起きた騒動の責めを負わされ、舞台から締め出されることに。馴染みの太夫、紅花が出会った娘の話をに興味を持ち、暇に飽かしてその正体を探り始めるのだが……。
吉原一の遊女と人気女形が挑む、傑作時代ミステリー!!