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君なら君なら 下巻
歌舞伎で繋がってさえいられればそれでいいと思った
女形の名家・京月屋に養子という立場で入門した柚流。幼馴染であり名門・鳴神屋の御曹司として絶対的花形役者である凛弥の隣に並べるよう日々濃密な“稽古”を重ねていたが、それをおもしろく思わない兄弟子であり、凛弥の現相手役でもある吉太郎にけしかけられ邪魔をされながらも3人で舞台に上がる事になる。“役者として”凛弥のパートナーになる為、京月屋の跡継ぎを勝ち取っていくと気合を入れる柚流だったが、凛弥の父親である十八代目・東条新右衛門が倒れたことで事態は一変して――…家を守る為、柚流と凛弥は別れる選択をすることになり――!?梨園の因習に翻弄される若き2人の行く末は――。